Old HU-HU

Kyle Mewburn 著    Rachel Driscoll 絵     Scholastic 出版

d0168540_2193013.jpgあらすじ
Hu-Hu爺さんは月まで飛んでその後落ちて亡くなりました。
虫の仲間達は遠方からも集まってお別れを言いに来ました。
皆Hu-Hu爺さんが大好きでした。でもその中でいちばん愛していたのは孫のHu-Hu-Tuでした。

「お爺さんはどこへ行ってしまったんだろう?」
Hu-Hu-Tu は考えました。

てんとう虫が答えました。「お爺さんは雲の上で昔の友達と会って楽しくやってるよ。また幼虫に生まれ変わってね。」と。
Hu-Hu-Tu は空を飛んで「お爺さん、お爺さんどこにいるの?」と叫びました。風が吹いてHu-Hu-tu は飛ばされてしまいました。そこで会った蜘蛛がいいました。「お爺さんは至るところにいるよ。お爺さんの血は土になり、お爺さんの息は空気にある。お爺さんの土から花が咲く。お爺さんは君の毛の中にも生きている。お爺さんはどこにも行っていないよ。いつも近くにいるよ。」

「お爺さん、お爺さんどこにいるの?」 Hu-Hu-Tu は至るところを歩き周りました。そこで会った蝶が言いました。「お爺さんは本当は死んではいないの。お爺さんはまた生き返る。今度は象かもしれないし、蛇かもしれないし、にわとりかもしれないわ。」と。

Hu-Hu-Tu はお爺さんの死骸のそばで「お爺さん、お爺さんまた起きるよね。」と言いました。返事はありませんでした。

Hu-Hu-Tu は悲しくなって泣いて泣いて夜通し泣きました。すると太陽が空をかき開けてお爺さんの声が聞こえました。「Hu-Hu-Tu 新しい一日の始まりだよ。何をするのかな。」Hu-Hu-Tu はお爺さんの声が自分の内側から聞こえてくるのを感じました。そして気づいたのです。お爺さんは自分の中にあることを。そして微笑んで、月へ飛び戻ってきました。お爺さんが若い頃よくしたように。


私の感想
テーマは「死」です。なので子供にどう伝えるのかというのは大事なことです。
愛する人を失う悲しみはどの人にも共通の痛みです。
そして自分自身もいつかは訪れることだということも受け入れなければならない事実です。
むやみやたらに恐れるのではなく人生を無駄に生きてはならない。」ということ、これが私は子供にいちばん言いたいことです。そして多分作者の願いでもあるように感じられます。それは享楽的に生きろというのとは違います。楽しく生きるといくことも「何を楽しいと思うか。」という価値観によってく変わってきますから、人生を無駄にしないためにも楽しいということの価値観を教えることが親として重要な役目なのだということも感じさせられました。やんちゃ盛りで最近おバカなギャグ(うんちネタや下ネタなど)を言って人の反応を楽しんでいる次男にこの本を読んだ時、「人が気分が悪くなるようなことを言うのは止めようね。」と言ったら解ってくれたようです。

それにしても別れの時の月ってこの本の表紙のように、どうしてこうも切ない位に美しいのでしょうね。2年前に体を壊して次男を連れて日本に里帰りに旅立つ前日に夫とお留守番の長男と見た月が心に焼き付いています。「お母さんも毎日月を見てるからね。毎日一緒に見ようね。」と言いました。健康状態が不安定だったので本当に戻ってこれるか、また会えるのかわかりませんでした。また会えて一緒に暮らせてよかった、心からそう思います。


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by pukeko-p | 2011-05-05 22:13 | 絵本大好き! | Comments(0)


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