Louise Braille

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Scholastic 出版 Margaret Davidson著

ルイス ブレイルは現在のスタイルの点字を発明した人です。
彼自身3歳の時に事故で失明してしまいました。障害者の伝記と
言うとヘレン・ケラーや野口英世などが思い浮かぶのではないかと思うのですが、こういった人達の人生が人々に語り継がれる理由にはやはり人は人生の途中で何か大きな障害になるようなことがあっても乗り越えられるような生きるヒントが隠れているからではないかと思います。
3歳の時事故で失明したルイスの両親の気持ちを考えると同じ親としていたたまれない気持ちになります。でも両親はけしてルイスを甘やかすことはありませんでした。ルイスが出来ることはなるべくさせたことの
記述には「教育とは自立を促すことである。」という原点を教えられる気分になります。ルイスは目が
見えなかったけど抜群の記憶力で小学校でも健常者の子供も驚くほどの優秀な成績を収めます。
その当時多くの盲目の子供は大きくなった時には物乞いをして生きていかなければならなかった
のですが、ルイスは小学校卒業後はパリの盲学校へと進学することに成功しました。ここまでの
記述で親は決して諦めてはならない。」ということを教わった気がします。

初めて親元を離れ、またあまり衛生状態のよくない寄宿舎生活を始めたルイスですが、どんどん
友人を作り、勉強や音楽においても頭角を現していました。当時盲人用の本はアルファベットの
形に盛り上がったものを読まなければならなかったのですが、それはOとQが解り難かったり、
LとIが解り難かったり読みづらいものでした。また本自体もあまりなかったこと、自分の考え
を記述する術がなかったこともルイスにとっては残念なことで、このことが彼の新しいスタイルの
点字の発明への情熱を産み出しました。

わずか10代にして現在の点字スタイルを確立したルイスでしたが、その道は簡単ではありませんでした。
というのも新しい発明には必ずある壁「何故従来の様式ではダメなのか。」とか、それに権威を持つ人からなどの嫉妬にあうからです。またスポンサーを見つけることというのは容易なことでは
ありません。
同情はされても「所詮盲人なのだから盲人らしく生きていけ。」と言ったような反応が
通常でした。途中寄宿舎で伝染した結核に襲われながらも諦めなかったルイス。そして今日の彼の発明した点字の存在があります。

これはただ障害者に同情を誘うといった話でなく、新しい技術を普及していくために戦う人間
全てに勇気を与えてくれる話
だと私は思います。



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by pukeko-p | 2012-11-20 07:25 | 絵本大好き! | Comments(0)


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