マオリガードの彫刻像

遠足でNorthcoteにあるマラエに行ってきたレポートの続きです。たった半日なのに内容の
濃い一日でした。

このマラエには1900年ちょうどにカナダから寄贈されたトーテンポールが飾ってあります。
Highway1を通ると見えますね。ハーバーブリッジが出来る前にはハーバーブリッジ周辺に
あったそうなのですがブリッジ建設に伴いマラエにお引越しとなったそうなのです。交通事故が
起きないようにという願いをこめてハイウェイ側に立てられたそうです。

このトーテンポールに天辺には父その下に母その横に子供がその下に器を持った人が
その下にキツネのような生き物がその下に夫婦の第一子がいます。この器を持った人は
社会の象徴であるそうです。1家族だけではやはり生き延びられませんよね。社会的協力
が有って毎日が成り立っているんだなぁって改めて感じさせられる像です。またキツネの
像に自然との共存の意味が込められている気がしました。カナダもニュージーランドも移民の
国。何もないところから開拓するに当たって不安などもあったのだと思うのですが、大事な
ものを刻み込むことによって、それを信じていこうと言う決意が生まれたのではないかという
気もします。

マオリ語によく出てくる「Ranginui(Sky father)」と「Papatukunui(Earth mother)
って言葉私大好きです。なんとなく「空と大地さえあればなんとかなる。」って気にさせられる
言葉じゃないですか?それと父の役割と母の役割を感じさせられる言葉だなぁって思うん
です。父と母の関係についても。両親になった段階でベッタリなんてできないけど、それぞれ
違う役割があって、距離も置いて、でもお互いを見つめてみる。お互い協力し合う。なるほど
ねぇ、って納得しました。マオリ語ではよく上を示すのに「Ranginui(Sky father)」下を
示すのに「Papatukunui(Earth mother)」って言葉を使います。マオリ語ってこの国の
名前を示すAotearoaに始まりロマンチックですよね。

トーテンポールの横に可愛らしいマオリの彫刻の像が立っています。これはガードだそうです。
日本のお寺にも仁王像が立ってますよね。あれに似てますね。どこの国でも家族や仲間達を
守りたいという気持ちは共通なのだということが伝わってきます。

質問コーナーの時に私が「どうしてマラエやカヤック、マオリの像は全て柱の色が赤いの
ですか?」っていう質問をしました。いいんですよ、大人も質問して。答えは「いちばん手に
入りやすい染料だから。」ということでした。私はてっきり「情熱を感じる色だから。」とか
「生命力を感じる色だから。」とかそんな理由で「色を選んだ」のだと思っていました。豊かな
状況で生まれた人間の発想だったなぁなんて自分自身を感じてしまいました。色んな染料が
容易く手に入る状況にあるからこそ私はそう思ったのでしょうね。何故赤が情熱や生命力を
感じるのかと言えばやはり血の色だからだと思うのですが、実際に身の回りにも多い色なん
ですね。色を塗らないとやっぱり寂しい。意外と身の回りにある色を塗ってみたらこれが
「情熱」や「生命力」を生み出す色であったということなんでしょうね。どこだったか(多分ネイピア
かニュープリマスにはオレンジ色のマラエがあるそうです。)

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by pukeko-p | 2011-09-24 03:14 | 移民の国のおつきあい | Comments(0)


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