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前回五輪アイスダンス優勝Tessa Virtue & Scott Moir



今回のソチ五輪では2位でした。でもSPの時の曲が始まるポーズの時の
挑戦的な笑顔から自信が溢れててなんかやるなーって思ってました。

これはソチオリンピックの映像ではないのですが、アルゼンチンタンゴっぽい(?)
感じで好きな演技です。雨なのでYou tubeばっかり観てしまってます。

オリンピックを観ながらフィギャアスケートに夢中になっている
小学生の頃の自分に戻れました。

昨日は中学生時代のことを書きましたが、中学の時は母が癌を
兄が腎臓病を患ってい入退院を繰り返していたので私にとっては
生活することを必死で考えていた時代です。

こんなことを書くと人から同情を買おうとしてやらしいって思われてしまうかも
しれませんが、私が何度もフィギャアスケートの動画を観てしまうのは
兄も母も元気だった子供時代を思い出したかったからなのかもしません。

お父さんの事業が失敗して家財が差し押さえになったとか
そんな貧乏を味わった訳ではありませんが、いつも将来の
経済的なことに不安を感じていたし、母の体が心配でした。

アメリカ留学に興味を持ったのは、病院を経営しているアメリカ人
医師と結婚したお金持ちの親戚に助けを求めたかったからです。
医師なので母と兄の病気のことも相談出来ると思ったし。

小学校の時フィギャアスケートをしていたので、本当は中学で
新体操部に入りたいって思ったのですが、状況がシビアだったので
手に職をつけたいと焦っていました。

今ダンスが習える境遇にまた恵まれました。本当に幸せだと
思います。

今大変な思いをされている方もそれをくぐり抜けたらきっといいことが
あるってメッセージにもなればと思います。こんなことを書くと
余計その状況が辛く感じられてしまうかもしれませんが、
でも入院中の母と会話したこと、安くてお腹いっぱい食べられた病院の
食堂など、どんな状況にあってもどこかに温かい物は存在していた
ことも思い出されました。




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by pukeko-p | 2014-06-27 08:07 | 遠きにありて思うこと